前日の大雪で一面が真っ白､ 朝7時に立川駅へ集合したﾒﾝﾊﾞｰは3名､ 野口さんとは小田急新百合ヶ丘駅で待ち合わせ｡ ﾌｧﾐﾘｰ向きの山行なので参加者が多いと思われたが雪の影響で意外と参加者が少ない。事実私も実施するか迷ったが集合場所に参加者がおり､ 天候も快晴なので実施した｡

小田急の厚木を過ぎたあたりからﾁｮｯﾄ変､ 民家の屋根には雪がない。 遠くの山並み以外に雪は見当たらない。路面が濡れていて前日はかなりの雨が降ったようだ。 新松田駅からのﾊﾞｽは山沿いの凍結している場所が多く､ 慎重にﾕｯｸﾘと走行している｡

寄(ﾔﾄﾞﾘｷ)休養村は運動場と駐車場以外何もない｡ 大寺橋を渡り民家の前を抜けると東屋･ﾄｲﾚを利用する。いのしし柵から山道に入る､ 比較的歩きやすい登りである｡ 目の前に見える山を回りこむようにしてｼﾞﾀﾝｺﾞ山に向う。人工林の中を歩く。風に揺れた樹木から雪のｼｬﾜｰがほてった体にふれる。気持ち良い。時々雪の爆弾(塊)が落ち､ ｻﾞｯｸや頭に当たり粉雪が首筋に入るｿﾞｯｸとする。帽子を被っていて正解､ 想定外の出来事でした｡
　
人工林を抜けると山頂である､ 雪は膝の半分くらいまである､ 何処から来たのか多勢の人が食事をしていた､ 混雑､ 食事の場所探しでウロウロしていると団体さんが下山したのでﾃｰﾌﾞﾙをｹﾞｯﾄ､ 山頂からは丹沢の山々が見わたせるはずが､ ｶﾞｽがかかり周りは何も見えない｡　山頂には祠と名前の由来の碑がある｡
　
下山はｱｲｾﾞﾝを着用し宮地山に向うｺｰｽ　比較的急な道を下り数回のｱｯﾌﾟﾀﾞｳﾝを繰り返す。前の団体さんが歩いたあとで雪が蹴散らされており､ ｸﾞｼﾞｬｸﾞｼﾞｬの土がｱｲｾﾞﾝに団子状態でくっ付く､ 歩きにくい。大きなﾋﾟｰｸを宮地山と間違え本物のﾋﾟｰｸははるか下にあった｡宮地山の標識は奥にありわかりにくい。団体さんは手前の分岐表示で引き返している。標識の周りには雪にふみ後がない。朝 帰りのﾊﾞｽの時間を確認しており時間に余裕があり雪だるまを作り遊ぶ。下山はいのしし柵を通過し寄休養村のﾄｲﾚでｱｲｾﾞﾝを洗う。ﾊﾞｽの時間までゆっくりできた｡

今回のｺｰｽは危険な場所もなく山頂の展望も良いが温泉は無い。市内に誰でも利用できる健康ｾﾝﾀｰがある｡　　（和田）