平が岳   
雨・曇・晴
2006年7月22日(土曜日)〜23日(日曜日) 

    参加者  L 和田、加藤、森、別所、野口、平田、寺尾 男=7名
石村、増田、高橋キヨ、茅原、大浦、仁科、和田チ=7名
計 14名 
〈行程〉   
[22日] 
昭島駅南口(マイクロバス)8:15→圏央・関越道→12:30小出IC→シルバーライン→13:45枝折峠→荒沢岳雪渓→銀山平かもしかの湯→16:00銀山平・伝之助小屋
       
[23日]
小屋4:00(マイクロバス)→中の岐林道→5:20登山口(5:40)→0:40五葉の尾根→1:50たまご石分岐→0:10たまご石→0:10たまご石分岐→0:30姫の池分岐→0:30(10:15)平が岳山頂(2141m・10:40)→0:40姫の池(池の岳)→0:15たまご石分岐→1:15五葉尾根→0:30登山口(13:20)
                                       
歩行時間:時間40分(食事休憩時間含む) 


  
[22日]    
      
 例年なら梅雨が明ける時期なのに、日本全国大雨の予報で“昭島は今朝も雨だった”
 急病でキャンセルが出たが、14名を乗せ予定通り出発、参加者の顔ぶれを見れば不思議なくらいバスの中はおとなしくすごしていたが、上里SA過ぎたあたりから宴会が本格化、ビール、ウイスキーで元気付け、石打・塩沢SAで残物を燃えないごみに入れ環境整備。
 小出IC降りてすぐに酒屋探し、ドリンクを購入、今晩の準備をする。当初奥只見湖に行く予定が、晴天のため会長の発案で枝折峠(しおりとうげ)に向い 越後三山・荒沢岳を眺め感動。銀山平は昨日まで降っていた雨が晴天に変身、われらの日ごろの行いの良さが表れる。
 銀山平に戻りキャンプ場を抜けて(有料\210)荒沢岳の万年雪へミニハイキング。往復一時間、スニーカーでもいけるが足元注意の事。万年雪の上は心地よい冷気が体を被いイツまでもここに残りたい気分。
 7月に出来た露天風呂かもしかの湯で汗を流し宿に向かう。
 宿は旧館を貸切り状態で男性が使用(女性は新館)食事前に早くも宴会、夕食も早々に就寝、なんと7時15分である。いくら翌朝3時起きとはいえ早すぎる。ちなみに夕食のおかずは山菜料理で、それなりの人気があり完食する人がほとんどでした。
  
  
[23日]
  
 暗闇の中行動開始 
 バスは我々14名に2組の夫婦。中の岐林道は私有地のため舗装されていない悪路。ガタガタ道で眠いけれど眠れない状態。でも明るくなった外を見るとすばらしい景色が続く。環境に手が入っていないので、自然の姿の川や滝・岩や残雪が目を見張る。深田久弥が沢沿いに登ったコースである、感動。ここは歩いてゆくアプローチの長い本格派の登山コース。先年 皇太子が車を利用して入山したコースとして知られるようになり、民宿は釣り客だけでなく山の客も多くなった。
 バスで一時間半ほど揺られ登山口につく。登山口は標高1200m約1000m登ると頂上。今年は大雪や長雨で何人も平が岳にtryしているが、そのたびに登山客は引き返すとのこと。我々がこの夏最初の入山者になる。
 快晴の今日は、4名のコース整備員を先頭に登山客が後に続く。我々はマイペーススで後方より進む。
 歩き始めるとすぐに川を渡り、長い急登3時間登りつめでかなり苦しい。25分に一回休憩を取り、何とかたまご石まで着く。周りは湿原で青空に池糖が生える。たまご石は長年の風雪により出来た石で、ここまできたら是非見ておきたい。
 対面の山が平ケ岳。残り一時間で山頂だが、残雪があり遠回りする。見えていながら山頂に近づけないのは疲れる。山頂からは百名山が9個以上見える(会長談)とのこと。燧岳、至仏山、越後駒等 景色がアルコグループ一人占め。なんとラッキーなこと。山頂湿原には可憐な花が咲き誇り(詳しい花の名前は呑子さんに聞いてね) 感動そして満足。
 姫の池では平が岳のベストショットを撮り、そこから3分ぐらい山道を鷹の巣登山口方面に戻り、見晴らし台に行く。“すばらしの一言”ここはほとんどの登山客が素通りしてしまうそうで案内板もない、お勧めスポットです。下山道は登ってきた道を引き返す。だが急坂なので要注意。休憩を数多く取り、無事に登山口に戻る。同乗のご夫婦二組はすでにバスにおり、15時過ぎに伝之助小屋に到着。
 感動、感動また感動 カレン、かれんそして可憐な花、急登、急坂、な山。面白くタフでアプローチの長い山でした。 
 
 大滝温泉の日帰りの湯で汗臭い体を洗い流しバスの中ではアルコールで体を清め20時30分 昭島駅着。お疲れさまでした。
 市倉さん運転ありがとうございました。
                                    (和田ト) 

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