臼杵山   
小雨のち曇り
2006年7月16日(日曜日) 

    参加者 L加藤、袖山、森、和田夫妻、清水夫妻、
寺尾、渡辺(輝)、鈴木、ゲスト真野 11名 
  
 元郷の表示に従い、降車ボ タンを押したが、すでに元郷より一つ先のバス停に来ていて、あと戻りさせられた。「田舎のバスはオンボロ車、、、、。」

 登山口は元郷のバス停脇より入る。入り口からしばらくは雑草がびっしり登山道を覆い、先頭は露払い、蜘蛛の巣払い、蝮払いをしているようなもの。やがて沢すじより尾根道に変わる。
  このコースは臼杵山頂に最短である。その分、傾斜が急で登り甲斐がある。いつしかしとしとと小雨が降り、むしむしとする中、傘を差して黙々と登る。湿度は90%以上か、汗は流れる。雨には濡れる。
                  
 「なんでこんな時期に好き好んで登るのか」と質問されたら、夏山トレーニング山行と答える。 気温26℃以上で湿度80%以上では水をこまめに摂取しないと、脱水症状、いわゆる熱中症になるとのことであり、水分補給休憩を頻繁に行う。1時間半あれば頂上と見ていたが、2時間かかって頂上に至る。
                 
 この時期の登山は訪れる人少なしであり、アルコのメンバー11名が頂上を占拠し三々五々食事を取る。しばし騒がしい。

 雨は上がった。帰路は荷田子バス停を目 指してグミ尾根を下る。一部尾根上で藪こぎがあり、一番、二番手は露払いでズボンを濡らす濡らす。そこを抜けるとゆるやかな縦走路でのんびりと歩ける。
               
 やがて荷田子峠の分岐と思われる場所で、コースを変更してグミ尾根末端の城山を
目指して踏み跡に入るが途中で道がなくなる。地図を見て確認するがハッキリと解らない。それもそのはず、峠でないところで道を探していた。思い込みは危険、なぜそこが峠と思いこんでしまったのか。道が90℃にまがっていたから錯覚した。
            
 コース変更を安易にはしてはならないのは鉄則。リーダーの気まぐれで事前に充分検討しないで、コース変更してしまうことは要注意だ。
         
 なんのことはない。そこからしばらく下ると荷田子峠であった。城山への表示がはっきりとある。こんどは表示がしつかりとしているので、またまた、コース変更し城山に向かう。伐採された尾根道はしばらくは展望かすこぶるいい。目の前に馬頭刈り尾根がおおきく見える。やかて樹林帯に入ると暗い。瘤山をいくつも越えると疲労してくる。メンバーからもいろいろと声が出る。コース変更したリーダーとして気かとがめる。
           
 あとすこしで城山と思われる分岐で十里木のバス停に下ることにした。
                 
 グミ尾根を末端まで攻めることはまた次回にしょう。 (加藤)




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