多摩川沿いの散策とビール工場見学
  
2007年3月3日(土) 

    参加者/L森、内田、加藤(利)、加藤(正)
羽賀、平田、矢部、波多野、山田

 多摩川上り。 
 三月三日多摩川を河口から遡上った。と言っても標高差は殆ど無い。それでも数人の足にマメが出来、空白の道程を埋める事が出来ず 次回の為に残してきた。
 朝八時 天気が悪いのに立川駅に集合したメンバーは 内田、加藤、加藤、羽賀、平田、森、矢部(五十音順)の各氏でした。 これだけ来たら中止する事も出来ないので出発する。 
 南武線に乗り終点の川崎駅まで約一時間、会話が弾み退屈もせず意外と早く到着する。川崎駅東口で21番のバス乗り場を探すのに手間取る。地下道の出口番号とバス停番号があり複雑だ。波多野氏と山田氏が待っていて合流する。9時27分発に乗車する。
 市街地のメインロードを走りやがて工場地帯に入る。この辺りの工場はすごく広く帰りが心配になってくる。終点の浮島バスターミナル迄きてしまった。トイレを利用する。
 しまったデジカメを家に忘れた。写真がないと叱られる。
 我々の他にはバスの運転手と掃除夫しか居ない。バスで帰るしか無いと言う。兎に角出発。潮の匂いがするが、何とも寂しい所だ。兎に角多摩川と東京湾を見るべく浮島公園に行く。
 釣人以外入場禁止の柵を通り岸壁に出る。久し振りに見る海は波もなく暗い感じだ。羽田空港は遙か対岸左側にあり旅客機が二、三分間隔で着陸している。格納庫、管制塔、ターミナルビル、駐機している大型の旅客機が多数かすんで見える。
 GABIBOさんが写真を撮ってくれた。ああ良かった。
 浮島公園からは川沿いに通れる道がない。仕方なしに殺風景なバス道路を歩いて行く事にする。約4kmの工場地帯の両側は日本 有数の石化科学工場、流通センター、駐車場、が並びトラック、タンクローリー、バス、と大型の車が頻繁にくる。いつもの山歩きとは全然違う風景でなじめない。浮島橋を渡り工場群は終わる。殿町公園で一休みトイレ利用。
 舗装道路の側溝にスミレが可憐に咲いている。河川側は造成工事で未だ多摩川は見えない。
 殿町には民家があり ほっとする。左折をしてやっと堰堤に出る。2kmの標識がある。殺風景は此処で終わる。河幅広く鴨浮かび、鴎飛ぶ、干潟に鴫、バードウォッチャーは葦に隠れた鳥を待つ。ジョギングランナー、自転車乗り、散歩の人、羽田空港は早くも下流となり飛行機の姿見えず。ブルーシートや堰堤上の立派な小屋の部落の人が多く前を通りにくい。
 3月15日迄の護岸工事が数百米に渡り何カ所もある。マメの手当、絆創膏が役立つ。薄日かさして来た。水上スキー、サッカー、野球、にゴルフ、模型飛行機にヘリコプターの操縦、川崎競馬の訓練場と厩舎の匂い。休日を楽しんでいる人が沢山居る。
 クルーザーの繋留桟橋の所で休憩し昼食とする。新幹線、横須 賀線のガード下を潜り、マメの手当靴の下敷きも役立つ。登山靴には強いがスニーカーには馴染まない様だ。
 いつの間にかガビさんが白い袋をぶら下げている。焼酎が重いとの事困ったものだ。
一休みして協力する。水割り、お湯割り、コーヒータイム。水源まで残り180km弱。
 丸子橋の手前で集合写真。手の二人連れに背中から声をかけてお願いする。可愛い二人のお嬢さんが「私写真旨いのよ」と喜んで撮ってくれた。川崎娘は愛嬌一杯。
 本日の多摩川は此処まで。酔いも回ってきたし、次の行程に間に合うように。武蔵小杉駅へ行く。波さんはここでお別れ左様なら。
 2時45分丁度良い時間だ。電車に乗る。30分後に倍河原に到着。ほろ酔いでバスを待つ。黄色いバスが来て此に乗る。ヤベッチの育った辺りを通り サントリー武蔵野工場に着く。
 受付をすませ待機。説明、見学は不要だ。酔いが醒めず眠い。先日行った大山の八大竜王からの水が、多摩川と交差しているとは不思議だ。試飲場に入ると途端に頭がハッキリする。ビールを受け取り席に着く。奥から詰めて座れと言われるが、八人の団体だと断る。みんな揃い乾杯。飲み方の説明を聞きながらもう一杯。摘みが足りないと催促。一人三杯までと言うのでもう一杯飲む。本日のメンバー紅一点が、UさんからHさんに代わっている。
 送迎バスには案内の放送をするまで乗せない。その間にお土産を買う人がいて商売繁盛。帰りのバスは満席。分倍河原を六時に出る。反省会は無し羽賀さんに習って駅前で大根を買って帰る。本日は晩酌なしで早寝する。
 次回は水源の笠取山か 今日残した府中〜丸子橋を歩きたいと思います。
記:森      

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