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参加者/L袖山、加藤、森、圓井、和田(ト)、和田(チ)、増田、 江幡、渡辺(輝)、仁科(ア)、仁科(ジュ)、生澤 |
行程 昭島駅7時半 → 足柄峠10時 → 11時45分金時山山頂 → 仙石原2時半 → 昭島駅6時10分 今回はバスハイク山行を一旦中止し、さらに実施に変更するなど迷走してしまった。天気予報に振り回されてしまい、決断が鈍ってしまった。 しかし、結果的には雨のち晴れとなり、ハイキングはなんとかつじつまを合わせることが出来て、参加者に感謝。迷走ついでにコースも当初予定から変更してしまった。足柄峠側から金時山に登り、仙石原に下山することにした。 5時起床。天気の確認をしたところ大雨である。なんでこんな日に山に出かけなければ行けないのか、自分自身で意思決定しておいて、自分自身で嘆くことしきりである。夜中に雨前線は通過してしまう予定がずれ込んでいるようだ。大雨の中、昭島駅前のバスに全員集合するが、中には大雨で中止と勘違いしたか、30分も遅れてくる人があったが、何とか出発。 大月から河口湖を巡り、御殿場に向かう。依然として雨、心の中では、「雨降り止め」と祈るばかり。バスは快調に足柄峠に登り、我々一行は下車。とたんに雨は止んでいた。しかし、尚、雨の心配があり、一応、雨具着用する。 昭文社の地図「箱根」にはない広い車道を歩く。なぜこの車道が地図には表記されていないのか、かなり以前からある車道の様であり、地図に不信感を持つ。 なんとなく釈然としない気分で歩く。と、突然、視界が開け、白銀の富士山が8合目くらいまで見えた。雨は着実に上がってきた。期待が持てる。ようやく安堵する。なんとかなりそうだ。迷走してしまった手前、なんとかなってくれという気分であっただけに気が軽くなる。 この車道を金時茶屋の荷揚げ用ランドクルザーが、かなりの勾配を猛スピードで駆け抜けていく。急勾配であり、かなり下の方からスピードを出さないと登れないのだろう。やっと登っていった。 地図上、962b地点から、金時山の急登は始まる。岩場の登山路にロープが張られ、アルミ製のハシゴが何十カ所にも掛かっていて、慎重に登る。ハシゴやロープがなかったとき、事故が多発したであろう事が推測され、慎重に登るに越したことはない。40分もかかったろうか、全員、山頂に至る。 富士山は全容を現してはいない。が箱根の神山、大湧谷、芦ノ湖が見えていて、展望はよい。寒い、雨具を付けていて汗をかき、それが冷えて寒い。頂上の茶屋に入る。ストーブのお陰で暖かい。ほっとする。 小さい缶ビール、ラーメン、お汁粉などが500円であった。ゆっくりと休憩を取る。後は仙石原に下山して温泉に入るばかり、急ぐこともない。小一時間も休んだか、頂上にも日が射してきていて、暖かくなっていた。しかし、富士山は全容を現してくれなかった。 こころ残りもあるが、下山に掛かる。なんとどろんこ路であり、登山靴が汚れる、汚れる。この路は毎度のこと、ぬかるんでいて靴汚す。 展望はいい。天気もよくなった。陽射しもある。別働隊、カメラマンのエバチャンは矢倉沢峠の上の大岩にカメラを構え、写真撮影していて我々を待っていた。合流しバスに向かう。相変わらずのどろんこ路を「汚れる、汚れる」言いながら、仙石原口に下山した。 |
記:加藤 |
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