大山参り
  
2007年2月10日(土) 曇り    

    参加者/L加藤、森、増田、高橋(恭)、古川、平田、野口、波多野
8名

行程
箕毛9:30〜1st rest10:05〜2nd rest10:39〜3rd rest11:15〜4th rest11:43〜summit 12:20〜呪いの二神社14:40〜神社御詣り14:55〜5th rest15:24〜秦野駅16:40

 9時30分、蓑毛(みのげ)から歩き始める。本日は曇天、しかし、雨は降らない予報であり、安心して歩く。7名は軽快に歩くが、一人、超人ハーちゃんは30s近いザックを背負って歩るく。近寄りがたい雰囲気は「仙人」というしかない。
 大山参りの「みのげ道」を行く。古い時代からの参道を歩く。しかし、かなりの勾配であり、ゆっくり行かざるを得ない。もやっていて、視界不良である。下社への分岐からはさらに山道らしくなる。ゆっくりペースであり、全員順調であるが、軽いハイキングといううたい文句と違うという声しきりである。
 標高1,252bの大山は奥多摩で言うと大岳山とほとんど同じ標高であり、登り甲斐がある。古い昔から信仰登山で有名とのことであり、その名残りで女人禁制の大きないしぶみも出てきて、女性陣はそのいしぶみ前で記念撮影し、往時をしのぶ。女性は生む機械より、もっとひどい時代があったんだと笑う。岩まじりの多い道となり、なかなか登りにくい道を行く。相変わらず曇っているが、登るほどに明るくなる。
 やがてヤビツ峠からの道と合わさると頂上は近い。少し青空が出てきた。見晴らしも期待出来るかと思ったが、なかなか雲は厚く、富士見台からは浮世絵にも描かれたという富士山も展望出来ない。残念。
 岩と石ころの多い道を辿り、大山山頂に12時10分に辿り着いた。広く、明るい頂上で昼食となる。ここであの超人のザックからは芋焼酎が出てきて、相伴に預かる。有り難いザックだ。このザックはコンロはもちろんツエルト、寝袋、着替え、その他1泊でも2泊でも可能な装備を積んでおり、魔法のザックだ。下から担ぎ上げること2時間半であり、超人としか言いようがない。
 12時50分下山に掛かる。登りはゴロゴロした石の道であったが、下りは階段道であり、石ころなく、気持ち的に安心して下山出来る。770bの見晴台に至るが、見晴らしは効かない。ここではコーヒーブレイクとし、しばし休憩し、芋焼酎、コーヒー、お茶、昆布茶などを楽しむ。
 ここから、大山の山腹の大トラバースである。この横断路はほとんど水平であり、大山の原生林地帯を歩くものであり、視界こそ悪いがモミの原生林の緑の濃い林にしばし感嘆しきりである。このトラバース路は初めてであり、また来たくなるほどよく保存されている林である。二重滝と、その隣の八大竜王の神社もごく自然にとけ込んでいた。すこし歩けば阿夫利神社の下社の大社に出る。阿夫利神社とは雨、霧とか、水に関する神社とのことであり、今日は丁度、神社のお陰で霧に恵まれたハイキングということになりそうである。下社から20分ほど、さらにトラバースを続けて、再び分岐に戻ると、もう蓑毛は近かったがバス停に4時着、4時15分のバスにて秦野駅に戻った。所要時間6時間半のハイキングであった。
 バスの中で、超人のザックの中から、ハム、チーズ、フランスパン、焼酎が振る舞われ、ご相伴に預かり、いい思いをして帰路につきました。超人ハーちゃん、ご馳走様でした。
記:加藤      

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