再度挑戦 富士山展望の尾根歩き |
東尾根から むすび山・高川山 |
リーダー 加藤ま |
2007年12月2日(日)晴 |
参加者 L加藤、SL森、和田ト、圓井、茅原、和田チ、渡辺、小川ス、鈴木、 古川、加藤トミ、大賀、板谷、平田、矢部、加藤ト、小川タ、山崎 男9名 女9名 18名 |
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高川山から東に長い尾根が伸びている。高川山東尾根とでも言ったらいいのか。むすび山463bから始まり峰山584bを経て586bピークに登れば、そこからは一段と傾斜を増し976bの頂上に至る長い尾根である。頂上まで標高差500bくらいあり、富士山の展望もよく、登り甲斐のあるコースであり、最近人気が出初めている。 今年、6月10日、この尾根から山頂を目指した。しかしあいにくの雨で関東ローム層の赤土は濡れて滑ってしまい、結局、あと頂上まで1時間半のくらいのところで撤退を決断し、田野倉に下ってしまった。 晴れの多い12月初めに計画し直し、予定通りなんとか晴れの天気を掴み再度の試みて登りに来たものだ。前回は13名の参加、今回はそれより多く18名参加を得た。 むすび山というユニークな名前の東尾根突端の突起から登り始めた。前回来た時は案内板が少なかったが、今回は新たに案内板が設置されていた。大月駅から15分くらい歩き、20号線と別れて特徴のあるむすび山に登る。ほんの5分足らずである。あとは長い尾根歩く。富士山展望を期待したが、薄曇りであり、その姿はボンヤリとしていた。もう紅葉も終わりに近い。それでも時々いい色に出逢う。右に甲州街道20号線、左に、富士吉田への道、両方をみながら歩く。やや車やバイクの騒音が耳障りである。人家も近い、里山の雰囲気でもある。 今日は順調に登る。峰山から天神峠に出て585bピークから急登となる。岩まじりの尾根で足場はしっかりしているが、急である。やや足の負担が来るところであり、さきほどまで歩きながらの会話はピタとやみ登りに真剣になる。いくつも幾つもピークを越えて上から頻繁に人が下って来る頃、ようやく頂上。取り付いてから3時間、12時15分過ぎと成っていた。展望は相変わらずいい山頂、高川山である。しかし、もう薄曇りとなっていて、富士山は上半身がみえるだけだった。それでも、近場の馴染みの山は、それぞれ個性的な姿であれが、三つ峠、あれが滝子山から小金沢連嶺、雁ヶ腹摺り山などなど指さすことが出来た。高川山の展望を楽しむなら快晴の一日朝一番に登るのがいいのだが、そう思っていてもなかなか実現しない。いっそのこと、天幕でも張って一晩過ごし、朝一番の展望を楽しみたいと思ったりもした。 もう午後1時に近い、午後3時には下山して付近の駅にたどり着いているのが冬山の鉄則であり、われわれもあっさりと初狩駅に下山し、2時24分立川駅に乗った。 |
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(記:加藤正) |