「西の富士、東の筑波」と称され、関東平野を一望
筑波山 (877m)
リーダー 久保
2015年2月1日(日)

参加者 L:柚子 SL:クラウド 神チン タバさん O-KEI miz GIRASUN 山タカシ、めんごチャペ SU-MA アンジ            
男8名 女3名  計11名

行程 つつじが丘10:05→11:05弁慶茶屋跡11:15→12:10女体山12:25→12:40御幸ヶ原<昼食> 13:20→13:30男体山13:40→13:50御幸ヶ原→15:45筑波山神社15:50→16:00バス停 16:10→16:50つくば駅17:00→17:53秋葉原駅

 昨日に雪が降り、積雪と凍路が予測された。筑波山は独立峰であり、斜度がきつい。女体山直下の下りは、露岩が多く急坂で、斑レイ岩ですべりやすく危険である。そのため、計画とは逆コースのつつじが丘からの「おたつ石コース」を登ることにした。
 登山口の傍らに居座る「大ガマ」と「金ガマ」を横目で見ながら、斜度がきつく歩きづらい階段を登っていく。10時過ぎなので、雪が溶けてぬかるんだ箇所があるが、日陰になると凍っている。軽い下りになると道が凍って積雪も増えてきたので、安全のため軽アイゼンを付ける。やがて、弁慶茶屋跡(聖天神社前)に着く。霞ヶ浦が光って見えた。ここは、「白雲橋コース」との合流点である。
 ここからは奇岩が出迎えてくれる。まず、恐る恐る弁慶七戻り岩をくぐっていく。高天ヶ原、母の胎内くぐり、出船入船、裏面大黒岩、北斗岩などを楽しみ、いよいよ最後の急登である岩がむき出しになった道を登る。女体山本殿の北側に出て、天の浮橋を渡り、女体山頂上に着いた。360度の大眺望である。遠くに霞んで富士山が見え、関東平野が一望できた。恒例の集合写真を撮り、御幸ヶ原に向かう。
 ケーブルカーの設備更新の真最中(3月20日迄)で、御幸ヶ原広場が工事現場になっていた。休業中のお店の軒先で、太陽を浴びながら昼食とする。お店で食べる人もいたので、40分の休憩時間をとる。
 御幸ヶ原から男体山に向かう。道は階段や岩稜帯で、雪でぬかるんだりして登りづらく下るにも神経を使う。男体山も眺望がよいが、女体山ほどの颯爽感はない。御幸ヶ原広場に戻り、「御幸ヶ原コース」を下る。予想外に凍った箇所がなく積雪もわずかで、軽アイゼンを外す時機を探る。
 地元の野球チームの小中学生が走って登り、走って駆け下る。それも往復2回である。自分の中学校時代を思い出し、若さの素晴らしさに感動しながら下る。
 中間点の手前で、軽アイゼンを外す。下るにつれて道が乾いてくる。登山道に張り出した根っこに注意しつつ、筑波山神社横に着いた。荘厳な造りの神社に参拝し、無事であった登山を感謝した。
 抜けるような青空であったが、登山道は雪と凍結で登りづらく下りにくく、初級コースのはずが、結構ハードな山行となった。
 とりあえず、つくば駅で解散をしたが、秋葉原駅で再合流となった。チームワーク良く登れ、参加者の皆様に感謝します。


 
凍結した登山道を歩く
 




奇岩巡り
 




女体山山頂で集合


 
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