一度は登らな損々、南アの仙丈ケ岳と甲斐駒ケ岳!! |
【予約】 仙丈ケ岳3033m と 甲斐駒ケ岳2967m |
リーダー GABIBO |
2018年8月18日(土)から20日(月) |
1班 L:GABIBO、AL:MIZ、(会計) バネット、(会計)フクチャン、ワミ-、サ-ダ、 ハチロク 2班 SL:BEA、 AL:山タカシ、ロコ、ジル、(コ-ス記録)フラット、柚子、B-ちゃん |
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男性9名、女性5名 計14名 |
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馬の背ヒユッテ8月18日(土)晴れ 昭島駅6:25→7:45双葉SA7:55→8:30諏訪IC→8:50杖突峠茶屋→9:35仙流荘10:05→南アルプス林道バス→10:56大平山荘11:40→藪沢新道→立休憩12:20→立休憩13:10→休憩13:40→14:25休憩→14:50馬の背ヒユッテ→17:45夕食→20:00消灯 ここ三日間は「天気良し」とのことであり、気分良く昭島駅をF交通マイクロバスにて14名が出発する。予定通り10:05分発の南アルプス林道バスに乗り換え北沢峠大平山荘に11時前に到着、直ちに昼食とする。 本日の目標は大平山荘を経由して藪沢重幸新道を詰めて馬の背ヒユッテに至る2時間半のコ-スである。天気も良く、涼しい微風も吹き、急登であるが順調に歩をすすめて、3時間弱で到達する。ほとんど汗はかかなかった。早速に宴会となる。馬の背ヒユッテの経営者は替わって小屋主はうら若き女性が勤め、前回9年前の893的な雰囲気はまるで変わっていて快適である。ただしトイレは不評であった。 仙丈ヶ岳8月19日(日)晴れ 起床4:30→5:15朝食→馬の背ヒユッテ出発6:30→→7:30仙丈小屋7:45→8:15仙丈ヶ岳山頂8:36→9:43小仙丈ヶ岳955→11:24合目昼食11:40→12:40北沢峠→12:55大平山荘→16:30夕食→19:00消灯 馬の背ヒユッテ、朝の気温は3℃で小屋の関係者が夏ではあり得ない温度だという。6時30分に小屋を出る。本日も快晴であり、仙丈ヶ岳の大展望が期待出来るのは間違いない。登るほどに展望が開かれていく。ほとんど秋晴れと言っても良い大展望を楽しみながらの今日一日になりそうである。仙丈小屋手前の水場でメンバ-の1人が氷結した道で氷りに乗って滑った。ここ数日は氷りが張っていたとのことである。仙丈小屋の展望は素晴らしい。時間を忘れて見入る。 稜線に飛び出してからの展望はさらにいい。中央アルプス、北アルプス、八が岳が展開している。仙丈が岳の山頂8時15分と早いが狭い山頂は写真撮る人が沢山いてゆっくり休憩という雰囲気ではない。そうそうに退散して小仙丈ヶ岳に向かう。 北沢峠から続々登山者が登ってくる。また、下山者もおおくその都度道を空ける煩わしさでる。中国人グル-プも登っていたとのことであるが気づかなかった。 ようやくに小仙丈ヶ岳でやや眺めの休憩とする。南アルプスが奥の奥まで見通せる。比較的近くでは塩見岳が確認でき、その後ろは荒川、赤石だろう。 だらだらと長い尾根を北沢峠に向かい、12時55分大平山荘に入る。 ここのシステムは変わっていて4時30分夕食、7時30分消灯である。 明日の甲斐駒ヶ岳が難関であり、明日に備えて早めに眠る。 大平山荘はご夫婦の経営であり、暖かい雰囲気である。トイレは水洗式であり、快適である。 甲斐駒ヶ岳8月20日(月)晴れ後曇り 起床3:00起床→出発4:00→4:15北沢峠5:15仙水小屋休憩5:30→6:05仙水峠(2264m)6:10→6:55休憩→7:40休憩→8:00駒津峰(2750m)8:10→8:50八合目→9:25摩支天分岐→10:07甲斐駒ヶ岳山頂(2967m)10:40→11:37休憩/八合目六方石→12:17休憩/駒津峰→13:15休憩4合目双児山→15:10北沢峠→15:20大平山荘15:35→16:00仙流荘17:30→18:40諏訪IC→20:40八王子IC7→21:05昭島駅 本日は12時間行動を予定して朝3時起床、4時大平山草を出発し、まだ暗い中ベッドランプを付けて仙水峠に向かう。1時間15分かけて仙水小屋に到達。小休憩する。朝も明けて来た。目の前に立ちはだかる甲斐駒ヶ岳は難関である。仙水小屋から始まるゴロゴロしたゴロタ道、仙水峠から駒津峰の頂までの標高差620mの急登、駒津峰から六方石付近までの岩場、そこから始まる花崗岩の滑りやすい砂州の登りといくつか難関が指摘できる。大平小屋から2時間で仙水峠であり、予定通り。ここから急登始まる。 この日のためにあの蒸し風呂のような奥多摩でトレ-ニングを重ねてきた。その成果が試される。駒津峰の小さなジグザクを順調に追い、2時間若で頂に出る。これも予定通りであり、トレ-ニングの成果かと自問自答する。ここからさらに六方石付近までの岩場と岩稜を行く。登りより下りの方が難しい。登ったり下ったりと体力を消耗する。若き日は楽しんだ岩場岩稜であったが今はわずらわしい。 岩場帯から砂州に出る。花崗岩でまるで白雪をいだいたような山容である。白い砂州のトレ-スを追うがときどき見失い、介助者に助けられ滑りやすい砂州を一歩一歩山頂を目指す。雲がわきつつありあるが天気はよい。半分すずしく、半分暑い様な気温である。 急斜面を稼いで10時07分山頂に到達する。帰りのバスは3時と4時である。これに合わせるために山頂ではゆっくりと出来ない。30分休憩として往路を復路として引き返す。砂州上のトレ-スが錯綜し混乱する。しかし、なんどか助けられながら岩場帯に入り、ひとつひとつ登り返して駒津峰に帰り着いた。すでに12時を廻っていて15時、もしくは16時のバスに間に合うかどうかである。休憩もそこそこに下降コ-スである双児山に向かう。長い長い尾根の下りが始まった。 バスの時間に間に合わせなければならないというプレッシヤ-はよくない。往々にして事故の元である。適度に早めたりしつつ長い長い尾根を下りに下り北沢峠到着15時8分であり、充分16時バスに間に合う。大平山荘に戻り荷物をまとめて15時35分の臨時バスにて仙流荘に向かった。 まとめ 今回の参加者は70才台3名、60才台8名、50才台3名であった。最高齢78才、最年少は56才であった。50才台、60才台は今回の仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳の二山の登山は普通感覚で登れたのではないかと思う。とくにトレ-ニングなくして「素」のままで登れたのではないかと思う。問題は70才台で北もしくは南アルプス登山を目指すなら普段からのトレ-ニングが必要であろう。5感の衰えに加えて筋肉繊維の収縮から60才台当時の筋肉量には及ばない。筋肉は鍛えられるが朗報であり、5感の修復が困難なら筋肉量だけは60才台を確保したい。それにはトレ-ニングしかない。夏山の目標をさだめたなら、それに向けて例会山行には毎回参加する。もしくは別途計画を立てて実行するなどである。今回も蒸し風呂奥多摩山行を何回もトレ-ニング目的で実施したが、70才台にとっては明らかにその成果が出たと実感する。 北、南アルプスの豪快な山容には惹かれる。また、しっかりとトレ-ニングを積んで計画を立て実行したいと思っている。 会計報告 収入 33,100×14名=463,400 キャンセル1名 1,000 合計 464,400 支出 バス代 142,560(66,000+消5,280×2) 謝礼 6,000(3,000×2) 高速料金 17,800(4,450×4) 南ア林道バス代 37,520(2,680×14) 馬の背 ヒュッテ宿泊代 133,000(9,500×14) 大平山荘宿泊代 126,000(9,000×14) 支出合計 462,880 残金 1,520 一人100円返金 残り 120円はアルコ会計に納入しました。 |
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馬の背ヒュッテから甲斐駒ヶ岳の朝焼け |
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仙丈ケ岳にて集合写真 |
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小仙丈尾根の贅沢な稜線歩き |
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