紅葉の鳳凰三山とオベリスク
【予約】 鳳凰三山(2841m)
リーダー Bea  フラット
 2022年9月25日(水)〜26日(木)

L:フラット、SL:ko-chan、ロコ、ふくちゃん、ジル、れん、山タカシ
男性3名・女性4名 計7名

1日目 夜叉神峠登山口8:39→9:48夜叉神峠9:57→11:20杖立峠→13:22苺平13:30→14:00南御室小屋14:13→15:53薬師岳小屋(9.3km 7時間14分)
 
2日目 薬師岳小屋4:57→5:09薬師岳5:47→6:40観音岳6:48→8:38地蔵岳8:53→9:40鳳凰小屋10:00→10:39五色ノ滝10:42→12:09南精進ヶ滝→14:00青木鉱泉(8.6km 9時間3分)
 
 鳳凰三山は南アルプス前衛の山で三山とは言うが、北側から地蔵岳、赤抜沢ノ頭、観音岳、薬師岳、砂払岳の5座から成っている。二等三角点は最高峰の観音岳にあり、全山花崗岩からなり、展望にも定評のある山だ。
今回の山行は幸運にも2日とも晴天に恵まれたので評判以上の大展望を満喫することができた。
 1日目は薬師岳小屋までの長いアプローチだ。夜叉神峠登山口で準備をすませ登山届を提出して「いざ!!出発」。カラマツ林の中を1時間程登ると夜叉神峠に到着。雄大な白峰三山を眺めながら休憩をとる。 ここから先はなだらかな長い登りだが残念ながらほとんど展望がないので、緑鮮やかな苔や高度を上げるごとにカラマツ→コメツガ→ダケカンバと移り変わる木々をながめながらの登りとなる。登山口から5時間20分でやっと南御室小屋に到着。ここはまるで樹海の中のオアシスのように明るい陽射しが降りそそぐ。コンコンと湧き出す本物の美味しい『南アルプスの天然水』で喉を潤しさらに上を目指す。ガマの岩を過ぎ森林限界を越えると、一気に大展望が広がり白砂と花崗岩の砂払岳に到着。真っ青な空と富士山をバックに集合写真をパシャ!!薬師岳小屋にはほぼコースタイムの7時間で15時53分に到着したが、今回はコロナ対策でシュラフ持参の為ザックはみな10kg越えでなかなかハードな登りとなった。小屋の夕食はやはり名物の『おでん』。
 2日目の朝食は弁当にして5時前に薬師岳小屋を出発。星が煌めく暗い登山道をヘッドランプをたよりに登って行くとすぐに薬師岳山頂に到着。山頂は広々として白砂と岩とハイマツであたかも空中庭園のようだ。風も無く穏やかな好天に恵まれ、東の雲海の中からは美しい御来光が、それとともに南東には刻刻と移り変わるシルエット富士、そして南にはモルゲンロートに染まる雄大な白峰三山とどちらを観ても大絶景が広がっている。名残惜しいがこの景色を目に焼き付けて次なる鳳凰三山最高峰の観音岳を目指す。ここでも右には八ヶ岳左に北岳を眺めながらの天空の稜線歩きを楽しみ、岩が折り重なる観音岳山頂では360度の大パノラマを、地蔵岳では高さ18mの岩塔が天を突くように立つ鳳凰三山のシンボル『オベリスク』を時間を忘れて楽しんだ絶景三昧の山旅となりました。2日目は10kg超のザックを担いで9時間超えの行動時間で14時に古民家風の洒落た造りの青木鉱泉に到着。疲れた体と汗を温泉で流し最高の気分で帰路に着くことができました。
参加された皆さんのご協力と頑張りに感謝します。


会計報告
 収入 191,000円
    参加者7×27,000=189,000円 
    キャンセル料 2×1,000=2,000円
 支出 190,380円
    JT 2日分 96,000円  高速代2日分 8,980円
    小屋代 7×11,000=77,000円  
    入浴料 7× 1,000= 7,000円 返金 7×200=1,400円

  191,000−190,380=620円   残金620円はアルコ会計へ




夜叉神峠 鳳凰三山登山口にて
『いざ!!出発』


 
  
富士山をバックに
(薬師岳小屋手前にて)


 
 

頭を雲の上に出し
(薬師岳山頂にて)


 
 
 
モルゲンロートに染まる北岳
(薬師岳山頂にて)


 
 
 
待ちに待った御来光
(薬師岳山頂にて)


 

日の出前の富士山
(薬師岳山頂にて)



 
計画へ