奥武蔵 堂平山から丸山

2006年6月25日(日)  曇り小雨

           
  参加者 L 加藤、圓井、茅原、和田(ち)、増田、和田(富)、寺尾、野口  
 計8名 

(行程) 
拝島 6時59分  →  8時着 小川町 8時20分発  →  バス  →  白石車庫 9時  →  

10時40分 堂平山  →  白石峠 11時40分  →  丸山 13時12分  →  芦ヶ久保 15時17分

→  昭島駅16時  


  
先週の例会の曇りは明るい曇りであったが、本日は暗い曇りで、気分も重い。
観天望気で奥多摩を見るに、山並みが見えない。こんな時は雨の可能性が高い。

8名の参加であり、すこしでもいい天気を願うが、今日は厳しそう。

車道を外れて樹林帯で下草の繁茂する山道に入り、笠山峠を目指す。とたんに雨粒がぱらぱら。雨具とまではいかないが、傘を差す。両手にストック、それに傘でうっとうしい。それでも涼しいので、歩きは順調で、簡単に笠山峠に出る。そこは霧の中の峠で、展望まったくなし。雨はとみれば降ってはいない。樹林帯の葉っぱにたまった朝方の雨滴の落ちるを雨と勘違いしたが、雨模様で、霧が濃い。

こんな時は体脂肪を落とす、スポーツ歩きに徹する以外にない。メンバ−の誰かが「夏山に向けたトレーニング」という。そんな風に割り切ってくれるとありがたい。

全く展望のない堂平山への道の左右にコアジサイが群生する。地味な花であるが、群生すると、それなりに風格がある。

いつもなら展望第一の堂平山の山頂付近。今日の草原は霧の中で頂上に登ったというだけでなんの感興もわかない。初めての人には申し訳ないと思う。

剣が峰に向かう途中、車道を歩く。奥武蔵に来て、いつも思うことは車道歩きを強いられることだ。尾根の左右に何で必要以上に車道が、これでもか、これでもかとある。車道がなければ低山歩きの奥武蔵はどんなに楽しいかと思う。

白石峠の東屋で昼食とする。

腹ごしらえする間も8名だと誰かがおしゃべりしている。パソコンで稼ぐなんていう話もあったように思う。山に来て世俗っぽい話は禁句。

ここからは大野峠までいやな車道歩きだ。炎天下でなくて良かった。炎天下での照り返しの中、歩いたら、クレームが出たろう。

分岐で車道に分かれて山道に入りほっとした。コアジサイが見られ、野いちごか、へびイチゴか酸味のある食感も楽しむ。

丸山まで多少のアップダウンを繰り返し、あの展望台のある頂上に至る。展望台の展望全くなし。霧の中、これを五里霧中というのか。それでも全く楽しみがないというわけではなかった。丸山の急傾斜の登山路の下降は楽しめた。それに今日は雨後の滑りやすい状態。尻餅をつかずに下る楽しみがあった。慎重に下る。汗が噴き出る。緊張も使った。いい汗もかいた。

山里に出るところでわき水で顔を洗う。超気持ちいいーー。と言うことで、芦ヶ久保駅に出た。(加藤)

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