乾徳山  2,031b 
  
2006年11月12日(日)   

    参加者L 加藤、森、高橋(恭)、石村、仁科、野口、小川 
7名 

立川駅 6時43分 → 8時13分 塩山駅 → 乾徳山登山口 9時 → 銀晶水 9時30分 → 錦晶水 10時16分 → 国師ヶ原 10時30分 → 月見岩 11時02分 → 頂上 12時23分 → 国師ヶ原 14時30分 → 登山口 15時30分 → 塩山16時51分 → 立川駅


 「チャングムの誓い53話」を見てから寝床に入るが昼間寝ているせいか、寝付かれず5時半起床、集合場所に来た。呑こさんが眠そうにして集合、チャングム組だ。早くチャングムが終わればいいとみんなで話す。
   
 乾徳山は以前は夜行日帰りであった。夜行に乗って徳和の山登館で仮眠して、早朝
登ったが、今では早朝に東京を出てもタクシー、車など利用して、標高2,000b越える山を一日で登っている。手掛かり足がかり豊富で楽しい岩場もあり、人気は高い。
  
 登山口までタクシーに乗る。隣の山の紅葉がすばらしい。同行の仲間も思い思いにカメラを向けていた。やや暗い樹林帯を登り、30分で銀晶水に出る。水がやわらかくて旨いと言う。錦晶水も丁寧に飲んでいる人もいた。
 国師ヶ原で山頂部を仰ぐ。あと標高差400メートルを登れば山頂だ。国師ヶ原から急な登りとなる。ここまではワイガヤであったが、誰となく無口となる。扇平手前で休憩する。風もあり、寒い。温度計は摂氏4度と低い。さきほどまで、快晴であったが雪雲らしい黒い雲が山頂上空を覆っていて、うっかりすると雪になるかもしれない。ここで一枚着込み、稜線を岩場に向かう。
   
 大きく分けて岩場は三つある。第一の岩場はすぐ右に巻いてしまうが、登ればおもしろい。第2の岩場には太い鎖が2本 あり、真ん中が難しく、右側が優しい。第3の岩場が頂上手前の岩場であり、凹状の岩場である。
 第一の岩場で一緒に登りたいというKENTOKUさんが仲間に加わり、7名が8名で登ることになった。
 岩肌は冷たい。感触は良くない。本当であれば岩肌が暖かく、指が岩肌に適度になじみ登るのが快適だが、冷たい岩肌で手指も滑りやすく快適とは言い難い。本来であればあくまで鎖は補助手段であり足と手で登るが、今日は各自の登りやすい登り方で登ることにして、一切口出しをしなかった。
 思い思いのスタイルで登る。ある人は鎖に出来るだけ頼らずに手、足で優しく登ろうとし、ある人は鎖をぐいぐいとたぐり寄せ力強く登る。
   
 緊張と興奮の中、三つの岩場をこなして山頂に出た。遠く国師ヶ岳の方向はうすく雪が覆っていて、冬本番間近い様子だ。寒い、山頂は岩場であり、昼食には狭いということで、先を急ぎ、やや広いところで昼食に入る。まもなく小豆状の雪つぶてが風とともに舞い落ち着かない。寒い、寒い筈だ、氷点下4度だ。
  
 昼食もそこそこに逃げだし、下山用新道に入り下山を急ぐ。初冬の山の日暮れは早い午後3時までには下山していたい。KENTOKUさんと☆子さまの会話が弾む。ワイガヤが再び始まり、下山はにぎやかに午後3時半登山口に戻った。
  
 女性たちはKENTOKUさんの好意に甘え、塩山駅まで送ってもらい、男たちはタクシーで塩山駅に戻った。
記:加藤ま      

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