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参加者/L平田、SL寺尾、加藤、石村、鈴木 仁科、遠藤、小泉、神田、竹田 10名 |
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朝夕の雷雨覚悟の中雨天決行をした。 バスの中で小雨が降る。 名郷で雨具に着替えて10名で武川岳を目指しスタ−トを切る。 林道に入る頃には雨も止み蒸してきたので、雨具を脱いだ。鋭い岩のきりたつ天狗岩や前武川岳と順調に登って行った。その間登り下りの行程を何度か、繰り返した。8:20分スタ−トで11:20分には武川岳山頂に着いた。 さすがに、奥武蔵の重鎮である武甲山や伊豆ケ岳に囲まれた武川岳は重量感に満ちた山である。頂上に至る迄青葉若葉、そしてこれから芽吹く春の山を十分に私たちを楽しませてくれた。遠くの山に目を注ぐとそこは墨絵の世界であった。之だから山は辞められない。 昼食が済むと、焼山を目指し出発する。登り下りの登山道であったが、たどり着いた焼山は見晴らしの良い山であった。これで天気さえよければ正面に武甲山、右に伊豆ケ岳、後ろに蕨山がもっと鮮やかに見えたであろう。欲を言えば切りがない、大雨に降られないだけでも感謝しなければいけない。 しばらく歩いて二子山にたどり着く。雄山と雌山がある。しばらく休んだ後、雌山へ向かう。 ここで☆子さんの最後の記念写真をとった後、予想もしなかった最大の難所、浅間神社を経て芦ヶ久保へのコ−スを下り始めた。左右とも深い谷底が待っている、特に浅間神社を経てからはほぼ垂直に近い斜面を一歩一歩注意を払いながら降りていく。短時間ならスリルを味わえるのであるが、先は長い、一歩間違えば、最悪の事態である。足元に最大限の神経を集中しつつ下山する。途中神経が持たず、その場で休憩を取る。再度神経戦に挑む。その時間がいかに長く感じられた事であろうか。 最後は強い風が吹いてきた。雷も轟く。時間との勝負である、かろうじて全員無事下山した後強い風雨に見舞われた。正に危機一髪であった。 この難局を乗り切った原動力は、皆さんの体力、気力、協力もそうであるがやはりGABIBO様の指導と大きな存在力であった事は、否めない事実である。改めて皆さん★雄さんそしてGABIBO様に御礼を申し上げます。 |
(記:平田) |
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