真名井沢北陵から


川苔山1,364b・赤杭尾根下山

 
2007年5月27日(日)

     参加者  L加藤(正)、森、和田、高橋(恭)、石村、増田
仁科、寺尾、山田、加藤(利)、加藤(由)、生澤
小川、古川、千葉、ゲスト加藤(登)、大賀
17名

行程
 昭島駅7時14分 → 8時15分/川井駅/8時20分 → バス → 上日向 → 真名井橋 → 8時41分/真名井沢北稜登山口 → 9時18分/40号鉄塔 → 9時31分/41号鉄塔 → 9時47分/42号鉄塔 → 11時56分/赤杭(赤久奈)尾根合流 → 12時34分/川苔山山頂/13時15分 → 14時54分/赤杭山 → 16時15分古里部落 → 古里駅16時42分発
 今回は真名井沢北稜より川苔山を目指すことにした。
 このコースはかなり登られていてNETでは詳細な記録報告があり、これを参考にして今回トレースした。
 長いコースであり、参加者はすくないと見ていたが、好天に恵まれたことで一気に参加者17名となり、長い行列をなして登った。
 
 北稜登山口は「新秩父線39号に至る」という東京電力巡視路を示す簡単な標識が立てられたところから始まった。そこから斜めに急角度で登っていくことになる。
 天気はいい。昨日、お湿りがあったのか、なんとなく空気はしっとりとしている。さわやかでもある。今日はいい登山ができそう。ゆっくりと行こう。
 しばらくゆっくりと登ると尾根に上がる。あまり人が入っていないだろうが、巡視路は、しっかりとしていて迷うことはない。40号、41号、42号と立て続けに東電の鉄塔を通りすぎると伐採地に飛び出す。一気に展望が広がる。目の前は下山路に使う赤杭(赤久奈)尾根と赤杭(赤久奈)山であり、下方に目を転じると高水山、岩茸石山、惣岳山など高水三山がきれいに並んで見えた。
 ここからは東電巡視路とはなれ踏跡を辿ることとなる。しっかりとした踏跡をたどる。静かな尾根である。長い尾根であり、ひたすら前へ前へと歩を進める。次第に高度が上がってくると同時に斜度もきつくなってきた。かすかな踏跡をたどるようになる。しっかりと踏みしめないと登れなくなってきた。
 後続の人達は登れるか、ついてこれるか心配であるが、登ってきてくれないと困る。なんとかついて登ってきた。ここらあたりが、標高1、002bに上がるところできつい。いったんなだらかになった。樹林帯の中、ゆったりとした広場であり、いい天幕場になるなと考えてもいた。
 再び、さっきよりさらにきつい登りをこなすと、1,168b地点となり、全員17名落後する者もなく、北稜の山場を越えることが出来た。
 やがて赤杭尾根に合流し、登山路に入る。もう川苔山は近いが、さきほどのきつい登りがだんだん効いてきて、17名の足並みは乱れ始めた。遅れる人も出てきた。とにかく頂上を目指す。12時半すぎ1,364b頂上。
 遅れている人が心配であるが、昼食とした。しばらくすると遅れた人達も合流し、ホッと安心する。
 川苔山からの展望は南方向だけがよく見えるが、それ以外はよく見えないのが残念であるが、しばし展望を楽しみ、アルコ名物全員集合写真を撮って、下山にかかる。
 帰路は赤杭尾根を辿る。ここは長い尾根であり、疲労が来ている人達が辿るには長い尾根であり、心配したが、尾根は緩やかに下り、岩だの石などの障害物少なく、下りやすい尾根である。
 リーダーとしてはゆっくり下っているつもりであるが、早い早いとの声がたびたびかかる。
 疲労がだいぶ来ていて歩みは遅いが気分はあのきつい北稜を登った充実感があり、心地よく下り古里駅に。
                               
   (記:加藤)      

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