奥多摩/低山を歩く
夕倉山から永栗の峰
2007年11月4日 快晴

L平田SL加藤(マ)、圓井、森、和田(ト)、石村、増田、渡辺(輝)、伊賀、寺尾
加藤(ト)、加藤(ユ)、小川(タ)、引馬、山崎、山下 男9名女7名16名

コース時間
東青梅 8時26分 → 都営バス → 滝成 8時45分 → 稲詰峠 9時20分 → 夕倉山 9時50分 → 茗荷峠 10時 → 松の木峠 10時35分 → 伏木峠 11時08分 → 永栗の峰 12時 → 軍畑駅 14時00

 昭島駅9名でスタ−トするが駅ごとに参加者が増え総勢16名となった。東青梅でバスに乗り換え、約30分、滝成へ着く。朝露に濡れた緑の広場でストレッチをし、新会員の紹介のあと全ては始まった。
 いきなり笹薮の中、道無き道を求めて進む。しかも急斜面をじぐざぐにである。さらに、滑り易い。まさに前途多難である。途中休憩を入れる。
 更に登りつずけていると尾根に着いた。道標は無いが、稲詰峠である。峠道を右へ歩いていく標高400メ−タ−とは思えないこぶが幾つも出てくる。
 次の山が夕倉山かな。と期待しつつも頂上へ着くと名も無い山である。アルコ峠と名づけた。更に歩くと夕倉山である。標高411米である。山頂は杉、檜に囲まれていた。
杉林の中、尾根道を進むと、2この滑車の残骸が出てきた。かつて栄えし頃、木材の運搬に使われたものと思う。峠道を歩き、急登や急坂で汗をかいているうちに、送電鉄塔にでる。ここで一休みである。
 ここから更に静かな峠道を歩くと、心地良い風が吹いてくる。奥ゆきのある尾根が、我々を迎えてくれている。やがて松ノ木峠に至る。ここには四体の苔むした石仏が鎮座している。千手観音は元禄11年の作品で青梅市では最古のものとされている。松ノ木峠は秩父と青梅を結ぶ旧鎌倉街道の峠であった。
 更に歩きつずけると、石祠の置かれた伏木峠に着く皆さん道では無く藪の中から現れる。16名ともなると、途中から別なコ−スを造り出すのかとも思われた。更に進むと苔むした三つの木橋を渡るが3番目の木橋で源流部を超える。ここで峠道のほとんどが終わった。次は軍畑や高水山の道標のたつコ−スを登り林道を超え、まもなく、永栗の峰に到着。特に標識があるわけでもない。ゆっくり、昼食を取る。座っていると寒い。
 帰りのコ−スは急坂であった。途中テントを張った方と珍しく出会い、初めて人と会話を交わした。やがて民家が見え、ふもとにたどる着く。ストレッチをして、軍畑に向かう。 昭島で下車、藍やで反省会、秋山の楽しい一日があっという間に終わった。

(記:平田)

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